掌蹠膿疱症 | 福岡県福津市の『よしき皮膚科・形成外科』(アトピー性皮膚炎・巻き爪の治療、美容脱毛など)

皮膚科
掌蹠膿疱症

掌蹠膿疱症はその名の通り手のひらや足の裏に水疱や膿疱(白いウミのようなブツブツ)が出てくる病気です。
扁桃腺の炎症、虫歯、慢性的な副鼻腔炎などの体内の慢性的な細菌感染や、銀歯などによる金属アレルギー、さらには喫煙との関係性が考えられていますがまだはっきりとした病因は解明されておらず発症してから平均3年から7年と慢性に経過する厄介な病気です。
決して他の人にうつしたり感染することはありませんが「手に発疹があるのでお店などでお金を払ったりお釣りをもらったりするときにすごく困ります・・・」とお悩みで受診される方も多いです。

残念ながらまだ根治療法は見つかっていませんが塗り薬を主体に紫外線治療を継続することで症状を緩和させることが可能です。
最近では掌蹠膿疱症に対しても生物製剤が開発されておりかなりよい治療効果を出しています。

こんな症状に心当たりありませんか?

  • 手のひら、足の裏に水疱や膿疱が多発していて困っている。

治療内容・施術方針

まずは虫歯、副鼻腔炎などの慢性的な細菌感染が生じていないかを歯科、耳鼻科などで調べてもらうことをお勧めします。
また喫煙習慣のある方は禁煙しましょう。

過去に虫歯の治療で銀歯やブリッジなどの口腔内金属を使用している患者さんには当院では金属アレルギー検査を実施することも可能です。
治療としてはまずステロイド外用剤とビタミンD3含有外用剤を使用します。
また紫外線治療も保険適用となっており当院では週に1~2回エキシマランプを使用した紫外線治療も行っています。
生物製剤の使用を希望される患者さんには近隣の生物製剤認定施設へのご紹介もさせていただきます。

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