金属アレルギー検査 | 福岡県福津市の『よしき皮膚科・形成外科』(アトピー性皮膚炎・巻き爪の治療、美容脱毛など)

皮膚科
金属アレルギー検査

金属製のアクセサリーや皮のベルトが直接皮膚に当たるところが赤くかぶれてしまう場合、単に汗がたまって汗でかぶれている場合と溶けだした金属による金属アレルギーによるかぶれが考えられます。

特にニッケルという金属は多くの工業用製品に使用されており金属アレルギーの原因物質で一番多いものです。
直接皮膚に触れてかぶれを起こす場合のほかに口腔内の銀歯に使用されている金属(主にパラジウム、金など)が微量に溶け出すことで掌蹠膿疱症や異汗性湿疹と呼ばれる手のひら足の裏に生じる湿疹の原因となることも考えられています。

さらに「内因性アトピー性皮膚炎」と呼ばれるアトピー性皮膚炎全体の20%の患者さんにみられる特殊なアトピー性皮膚炎があり、内因性アトピー性皮膚炎の患者さんには高率に金属アレルギーを合併することが知られています。
このように金属アレルギーのある内因性アトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症・異汗性湿疹の患者さんにおいて金属含有食品の制限によって皮膚の症状が改善することがあるとされています(金属含有食品の制限は医師の指導のもと行う必要があります)

こんな症状に心当たりありませんか?

  • アクセサリーを付けるたびに触れた部分がかぶれを起こしている。
  • 掌蹠膿疱症の診断・治療を受けており金属アレルギーがないか調べたい。
  • 歯科で義歯を入れる前に金属アレルギーがあるか調べたい。

月曜日の午後、金曜日の午前午後は48時間後の判定ができないので金属アレルギー検査はできません。

治療内容・施術方針

金属アレルギー検査は「パッチテスト」という検査で行います。
該当する金属の溶けた溶液を含んだパッチテスト用の絆創膏を背中もしくはにのうでに張り付けます。
張り付けてから48時間後と1週間後の2回判定を行います。
その間入浴、シャワーは可能ですが絆創膏を貼り付けた部位を強くこすらないように気を付けてください。

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