じんましん | 福岡県福津市の『よしき皮膚科・形成外科』(アトピー性皮膚炎・巻き爪の治療、美容脱毛など)

皮膚科
じんましん

じんましんは、ある日突然体のいたるところにかゆみを伴う蚊に刺された時のようなミミズばれ(膨疹:ぼうしん)ができる病気です。
通常30分~1時間以内にこのミミズばれは引くのですがその後も出たり引っ込んだりを繰り返します。

よく「食べ物が原因でしょうか?」とご心配される方がいらっしゃいますが、実はじんましんに関しては食べ物などハッキリと原因が特定されるものは非常に少なく、ほとんどが特に誘因がなく突然発症することがわかっています(特発性蕁麻疹)。

そして、じんましんの9割以上は内服薬を使用することで1週間、長くても6週間以内に治まっていくのですが(急性蕁麻疹)、残り1割の蕁麻疹では数か月、患者さんによっては数年間治療が必要なことがあります(慢性蕁麻疹)。

こんな症状に心当たりありませんか?

  • かゆみを伴うミミズばれが出て困っている。
  • 長年じんましんが出て困っている。

特発性の慢性蕁麻疹で様々な内服治療でもコントロールの難しいじんましんに対しては、生物製剤という注射を用いた治療も可能ですのでお気軽にご相談ください。

治療内容・施術方針

蕁麻疹の病態のイメージとしては「皮膚がイライラしていてちょっとした刺激でカンシャクを起こして暴れてしまう」という状態です。
この皮膚のイライラを抑えるために抗ヒスタミン薬と呼ばれる飲み薬を使用します。
飲み薬は蕁麻疹が収まるまでは継続して内服する必要があります。
もしイライラが収まっていない状態で鍵を外してしまうとすぐに皮膚はまた暴れだすのでかならず処方されたお薬は飲み切るようにしましょう。
もし飲み薬を飲み切ってもまだじんましんが出ていたり、飲み切ってしばらく落ち着いていても数日したらまたじんましんが再発する場合にはさらに継続した内服が必要です。
もちろんある特定の食べ物を食べたら毎回じんましんが出るなどじんましんの出る条件がある程度特定される場合には適宜採血による検査を行い原因となっている物質を検査してそれが原因となっているかどうかを調べることも可能です。

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