口唇ヘルペス・陰部ヘルペス | 福岡県福津市の『よしき皮膚科・形成外科』(アトピー性皮膚炎・巻き爪の治療、美容脱毛など)

皮膚科
口唇ヘルペス・陰部ヘルペス

主に口唇周囲、陰部にピリピリ痛みを伴った水疱が表れる病気で一度体内に感染したヘルペスウイルスの再活動によるものです。
ヘルペスウイルスは人間の神経の中が大好きなので一度感染すると神経に一生いついてしまうという性質を持っています。

普段は神経節と呼ばれる部位で何もせずにじっとしていますが、体の免疫システムがうまく働かなくなったときに神経内で増殖をはじめ神経だけでなく皮膚も炎症を起こしてしまうためピリピリした水疱を患部に生じます。
疲れて体力が落ちたり夏場に強い紫外線を浴びることは免疫システムの失調を招きやすいのでそのようなときに発症することが多いです。

一度発症するとその後も発症を繰り返すことがあり、数年に1回から中には毎月発症することもある厄介な病気です。

こんな症状に心当たりありませんか?

  • 口の周りや陰部、臀部にピリピリした水疱ができて困っている。
  • 口唇ヘルペスを繰り返しているが今度またいつ発症するか不安。
  • ほぼ毎月陰部ヘルペスが出て困っている。

口唇ヘルペスについては口唇炎や口角炎(くちびるや口角の荒れ、湿疹)との鑑別が難しいことがあります。
薬局で口唇ヘルペスの薬を購入して外用しても治らない、治りが悪いという場合には皮膚科の受診をお勧めいたします。

治療内容・施術方針

ヘルペスウイルスの増殖が原因であるので抗ウイルス薬を内服もしくは外用しそれ以上ウイルスが神経内で増殖しないようにします。
皮膚の炎症が強く出ると傷跡が長く残ることがあるので補助的に炎症を抑える塗り薬を外用します。

再発を繰り返す陰部ヘルペスについては抗ウイルス薬を少量毎日内服して発症を抑える治療法があります。
また最近口唇ヘルペスに関して発症直前に感じられる前兆(違和感・ピリピリした感じ)が出た時点で予防的に内服するお薬も保険適用で処方することができるようになりました。

その他の皮膚疾患について

診察の流れ
よくある質問