生物学的製剤 | 福岡県福津市の『よしき皮膚科・形成外科』(アトピー性皮膚炎・巻き爪の治療、美容脱毛など)

皮膚科
生物学的製剤

生物学的製剤とは最先端のバイオテクノロジー技術を用いて製造された薬剤です。

難治性皮膚疾患の多くは体内での免疫システムが暴走している状態です。その暴走した免疫細胞が出すシグナルの反応を抑える物質を投与することで、免疫反応を正常な状態に調整するためのお薬です。生物学的製剤は高分子の蛋白質であり、内服による投与ではなく点滴あるいは皮下注射で投与します。
アトピー性皮膚炎、難治性の慢性蕁麻疹に対して使用できる生物学的製剤は当院でも初回からの投与が可能ですが尋常性乾癬、掌蹠膿疱症に対する生物学的製剤については大学病院などの認定を受けた医療機関での投与が必要ですので希望のある患者さんについては適宜ご紹介させていただきます。

皮膚科領域における生物学的製剤の対象疾患は外用剤、内服薬、光線治療など一般的な治療ではコントロールの難しい下記の疾患が対象となります。

  • アトピー性皮膚炎
  • 慢性蕁麻疹
  • 尋常性乾癬
  • 掌蹠膿疱症

当院でも初回投与が可能な生物学的製剤については発注してからの取り寄せとなるのと、そのほかに疾患を抱えていらっしゃる患者さんについては投与ができない場合もあるため生物学的製剤を使用した治療を希望される患者さんはまずは必ず受診をしていただくようお願いいたします。

料金

疾患によって保険適用となっていますが一般的に高額な薬剤です。対象とする疾患や加入する健康保険の種類によって負担額は異なります。
また高額療養費制度などを利用することで負担を軽減できることもあるため費用の詳細についてはお問い合わせください。

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