ニキビ治療薬がヒリヒリして使えない!ニキビ後の赤みが消えない! | 福岡県福津市の『よしき皮膚科・形成外科』(アトピー性皮膚炎・巻き爪の治療、美容脱毛など)

診療所日記

ニキビ治療薬がヒリヒリして使えない!ニキビ後の赤みが消えない!

おはようございます!よしき皮膚科・形成外科、院長の吉木です。

それでは本日の診療所日記をお届けいたします。

「治らないニキビ」の真実

「どんな治療をしてもニキビが治らない!」とお困りの方はいらっしゃいませんか?

皮膚科を受診してエピデュオゲル®、ディフェリンゲル®、ベピオローション®、デュアック®などなど使用してるんだけど全然治らなくて困っている・・・

実はそういった方の多くは「ニキビ自体は治っていてコントロール自体は良好な状態」であることがほとんどだったりします。

ここでいうコントロール良好とは「面皰(毛穴のつまり)も無く、化膿したニキビも見当たらない」状態を言います。

なのになぜ「治った」感じがしないのか?

それは炎症後のニキビ痕(ざ瘡瘢痕、赤み)がずーっと残っているからです。

ニキビで一番困るのはこのニキビ痕が一回できてしまうと自然に消えるまでは最低でも半年から1年、

あまりに強いニキビ痕であれば数年かかっても完全に消えることはありません。

過去製薬会社が調べた実際のデータとして、ニキビで皮膚科外来を受診される患者さんの中で「ニキビが治らない」との主訴で来院される方のほとんどがこの「ニキビ跡が消えない」ことがほとんどを占めていたというのを聞いたことがあります。

毎朝毎日鏡を見るたびにデコボコしたニキビ痕、顔の赤みが気になる・・・

メイクをしても完全には隠せない・・・

他の人のお肌を見ると自分のようにニキビやニキビ痕も無くてうらやましい・・・

他人の視線が気になる・・・

そういった悩みを抱える毎日はもううんざり。

けど少しでもこのニキビ跡の赤みが薄くなって、デコボコしたお肌も改善していけば

メイクのノリも良くなって毎朝のメイクが楽しくなる、

むしろメイクをあまりしなくても堂々と自分の素肌を見せられる、

そんな毎日だったら自信を持って、さらに前向きに日々の生活が送れるようになれるかもしれない!

そんな風になりたいですよね。

そもそもなぜニキビができるのか?

ニキビの原因は「毛穴の詰まりやすさ」というその人の肌質そのものにあります。

皮脂は毛穴の奥にある脂腺という組織で作られるため、毛穴が角栓によって詰まると皮脂がどんどんたまっていきます。

皮脂が溜まった状態だけだと面皰という毛穴のプツプツが目立った状態になっていきます。

実はこの炎症を起こしていない、ごく初期の状態で毛穴の詰まりを除去するお薬(エピデュオゲル®、ディフェリンゲル®、ベピオローション®、デュアック®)を使用しておくことがニキビ治療で最も重要だということを覚えておいてください。

もしそのまま放置していると、そこに皮脂が大好きなニキビ菌が増殖してしまい、ニキビ菌の増殖を検知した皮膚の免疫システムが反応を開始、毛包に炎症が生じます。

これがいわゆる膿をもった化膿したニキビの状態です。

いちど炎症が起きると免疫細胞が効率よくそこへ到達するために毛細血管がどんどん増殖を始めます。

そして一度炎症が治まった後もこのいちど増殖した毛細血管はすぐに消えることはありません。

最低でも半年から1年、かなり強く炎症を生じた場合には完全に消えるまで数年という月日を要することもあります。

毛穴の詰まりを取るお薬については外用を初めて毛穴の詰まりがしっかりと取れるまで最低でも3カ月以上の機関を要します。

なので化膿したニキビが生じて慌ててニキビのお薬を塗ってもすぐにその炎症自体が取れることはなく、炎症後のニキビ痕だけが残ってしまうということになるのです。

もう一度言います、

毛穴の詰まりを取るお薬(エピデュオゲル®、ディフェリンゲル®、ベピオローション®、デュアック®)はニキビが化膿して慌ててその場で塗るのではなく、ニキビが化膿する前に塗るものです。

さらに言えば、新たに化膿したニキビが生じないよう常に毛穴の詰まりを取っておくための、ニキビ予防のために継続した外用が必要なお薬です。

ニキビ後の赤みはどうすればいいのか?

ごく軽度の炎症によるニキビ後の赤みについては、エピデュオゲル®、ディフェリンゲル®、ベピオローション®を継続して新たに化膿したニキビができないよう予防していくことで短くて半年、長ければ1年半ほどで徐々に改善することが期待できます。

しかし何度も化膿を繰り返し、広範囲に強い赤みが残っている場合はさらに長い月日を要し、場合によっては完全に消える事も期待できないことがあります。

エピデュオゲル®、ディフェリンゲル®、ベピオローション®といったお薬の刺激感により継続した外用治療ができないといった方

まずエピデュオゲル®、ディフェリンゲル®、ベピオローション®といったお薬の刺激感が強かったり、かぶれてしまって使えないという方にはイソトレチノイン製剤(アクネトレント®)という内服薬を使用した治療があります。

このお薬はまず皮脂の分泌を著名に低下させるだけでなく、角質の除去にも効果的なお薬です。

海外ではニキビ治療の最終手段といった形で一般に流通していますが、日本国内ではまだ保険適用となっておらず現時点ではまだ自由診療での処方薬となっています。また特に妊娠中の女性が内服するとお腹の中の赤ちゃんに重篤な悪影響を及ぼしたり、様々な注意点も必要であるため必ず医師の診察、指導の下内服する必要があるお薬となっていますが、その効果は非常に優れており当院でも難治性のニキビの患者さんのほぼ100%で非常に良好な結果が得られています。

【アクネトレント®に関する詳細はこちらから】

エピデュオゲル®、ディフェリンゲル®、ベピオローション®といったお薬を継続しても赤みが消えないとお困りの方

赤みの正体は毛細血管の増殖・拡張です。

ならばこの増殖した血管を狙い撃ちして薄くしていく治療法があります。

そこで使用するのが毛細血管などの血管病変を治療するための色素レーザーや、IPLという器械を使用してこの毛細血管を薄くすることが期待できます。

特に当院にあるIPL(Nordlys:ノーリス)は、使用するハンドピースとパラメーターの調整によって

一般的なIPLとは異なり、血管病変に対して非常に高い治療効果が得られることで知られています。

こちらも保険適用ではなく自費診療となることと、1ヵ月に1回、5回1クール行ったら3カ月お肌を休め、さらに効果を出したいときは2クール目、3クール目と継続することで徐々に赤みを薄くする治療となっています。

【Nordlys:ノーリスに関する詳細はこちらから】

 

エピデュオゲル®、ディフェリンゲル®、ベピオローション®といったお薬がお肌に合わないとお悩みの方や、長く治療を続けているけどニキビ跡の赤みや、赤ら顔で困っているという方はぜひ一度当院でご相談ください。

皆さんの肌質や生活スタイルに合わせた最善の治療をご提案いたします!

 

それでは今日も健やかな肌で素敵な1日を過ごしていきましょう!

 

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