全てのクリニック、病院では毎月終わりに様々な事務仕事が山積みとなります。
ただ診察すれば良いというものではなく、当院のように保険医の指定を受けている医療施設では
行った医療行為が保険請求できる妥当なものかどうかを
「診療報酬支払基金」という機構が毎月審査するシステムがとられています。
特に保険診療にかかる書類を「レセプト」と言ってその月に診察した患者さんのカルテと一緒に毎月必ずチェックする必要があります。
国民の税金で運用されている保険診療ですので、我々としてもいい加減なことはできません。
特に行った診療行為に対してなぜそのような処置・処方を行ったか記載して特別な審査が必要な場合があり
その時に「病状詳記(びょうじょうしょうき)」という書類を書く必要があります。
しかし膨大な書類をひたすら処理していると「思考回路はショート寸前♪」といった状態に・・・。