日常診療で見られる皮膚疾患の多くは、皮膚における「免疫反応の異常・失調」が原因となっています。

過剰かつ病的な免疫反応を制御するためにステロイド外用剤、タクロリムス含有軟膏など外用治療が

第一選択となりますが、それでもうまく免疫反応を制御できない場合どうするのか?

火事で例えてみるならば、

1:森林火災のように広範囲に激しく燃えさかっているような場合

上空から一気に大量の水をかけて消火するように免疫反応を抑える「内服薬」を使用します(ステロイド、免疫抑制剤など)。

これで短期間で一気に炎症を鎮静化させて、残りのくすぶった炎症は外用剤で鎮火させるようなイメージです。

 

2:火災の現場が化学工場で一気に水をかけるわけにもいかず、長期間燃えさかるような場合

炎の原因に応じた消火剤が必要となりますし、長期間にわたって消火活動が必要となります。

消防車で言えば特殊消防車、化学消防車が必要となります。

このような特殊な炎症性皮膚疾患に対する化学消防車的な器械が「紫外線治療器」となります。

 

当院には広範囲の病変部に紫外線を照射することができるタイプの紫外線治療器と

限られた病変部に短時間で高輝度の紫外線を照射できるタイプの紫外線治療器の2台が準備してありますが

昨日、さらに高輝度かつ照射時間の短い最新型紫外線治療器

「エキシプレックス308」を導入いたしました!

これまでも様々な炎症性皮膚疾患に対して紫外線治療を行ってまいりましたが

照射時間の短縮と高い治療効果により、患者さんの負担もかなり改善されることが期待できます。

昨日新型機の使用説明会を業者さんに行っていただきましたので、本日より現場で活躍いたします。

ということでいつものラクガキで、新型紫外線治療器のご紹介です!