つま先の狭い靴などご自分の足の形に合っていない靴を履くことで爪が左右から圧迫されることで爪が湾曲します。
そして湾曲した爪が皮膚に食い込むことで傷を作り痛みが生じ次第に歩行にも支障が生じてきます。
原因としてつま先の狭いハイヒール・パンプスやつま先に鉄板の入った安全靴、さらには高校生の履くローファーによる巻き爪・陥入爪が非常に多く、また爪の水虫などによって分厚くなってしまった爪が靴のつま先で圧迫されて皮膚に傷を作るパターンも見かけます。
またつま先の狭い靴を長年履くことでつま先などの足の骨格が完全に変形してしまうことで普通の運動靴を履いていても爪が食い込んでしまう、というパターンも多く見かけます。
陥入爪・巻き爪については爪の変形の程度・原因、食い込んだ皮膚の状態などにより治療方針が異なってきます。
爪が皮膚に食い込み、傷を作っている状態では、まずは傷の治療を行っていきます。
傷がある程度落ち着いた状況で巻き爪の根本的な治療、つまり湾曲した爪を矯正したり皮膚に爪が食い込まないようにする処置を行います。