当院において金属に関するアレルギー検査が可能です(保険適応)。
1:金属アレルギーはあるが、原因金属を知りたい。
2:「ピアスを開ける前に」、または「歯医者さんで治療を受ける前に」予め金属アレルギーがないか調べたい。
という患者さんはお気軽にご相談ください。
また金属アレルギーは掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)・異汗性湿疹(いかんせいしっしん)といった
てのひら、足の裏にブツブツした膿胞、水疱ができる病気とも一部関連があると言われています。
これらの疾患に関してすべての原因が金属アレルギーというわけではありませんが、歯科用の金属など体内に存在する金属製品を除去することで症状が良くなる患者さんもいらっしゃいます。
長期間塗り薬や飲み薬などの治療を行ってもなかなか掌蹠膿疱症・異汗性湿疹が改善しない患者さんは金属アレルギーの検査を受けられることで原因の解明につながることがありますので一度検査を受けられてみてはどうでしょうか?
金属アレルギー検査のやり方
1:パッチテスト用絆創膏に試薬金属を滴加し、皮膚面に2日間貼付する。
2:2日後、絆創膏を剥がしてから30分後、1日後に反応が出ていないか判定する。
3:必要に応じて3~5日後にも同様に判定する。
このように金属アレルギーの検査は絆創膏を貼って数日おきに受診していただく必要があるため、お時間に余裕がある時の受診をお勧めいたします。