蕁麻疹の薬、いつやめるもの? | 福岡県福津市の『よしき皮膚科・形成外科』(アトピー性皮膚炎・巻き爪の治療、美容脱毛など)

診療所日記

蕁麻疹の薬、いつやめるもの?

おはようございます!よしき皮膚科・形成外科院長の吉木です。

それでは本日の診療所日記をお届けいたします。

先日診察中にこんな会話がありました。

「先生、蕁麻疹の薬、まだ飲むんですか?もう発疹出てないんですけど…」

これ、ひょっとして皆さんのなかでも感じたことある方いらっしゃるのではないでしょうか?

またここで自己判断でぱたっとやめてしまう方もたまにいらっしゃいます。

そして「飲み薬やめたら蕁麻疹がまた出てきました・・・」と再診される方もチラホラ。

なぜ、蕁麻疹に関しては発疹が消えても薬を続けてほしいのか。理由は主にこの2つです。

①皮膚の中はまだ「蕁麻疹を起こす細胞がくすぶっている」状態のことが多いから
見た目がきれいでも、体の中ではヒスタミンが出やすい状態が続いていることがあります。

②急にやめると、その「くすぶり」が再び燃え上がりやすいから
「治まったから」と中断すると、数日後にまたかゆみがぶり返す…というのは、診察室でも本当によくご相談いただくパターンです。

なので基本は、症状が落ち着いてからも、しばらくは同じペースで内服を続け、そこから徐々に少しずつ減らしていく、という流れになります(「卒業」までゆっくり進む感じですね)。

そして、「ちゃんと飲んでいるのに、なかなか良くならない…」という方もご安心ください。薬の量を増やしたり、種類を変えたり、別の薬を組み合わせたりと、次の一手はちゃんとあります。

さらに最近では、これまでの治療で効果が不十分だった方向けの新しいタイプのお薬も登場しました(ラプシド錠®という名前のお薬です。まだ1年くらい前の先になると思いますが)。

選択肢が増えていくのは、私たちにとっても嬉しいニュースです。

「治らないのかも」と諦めず、まずは今飲んでいるお薬の効き目を遠慮なく伝えてください。

そして一緒にゴールに向かっていきましょう!

それでは本日も健やかな肌で素敵な一日を過ごしていきましょう!

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