口唇ヘルペスは「早さ」で決まる | 福岡県福津市の『よしき皮膚科・形成外科』(アトピー性皮膚炎・巻き爪の治療、美容脱毛など)

診療所日記

口唇ヘルペスは「早さ」で決まる

おはようございます!よしき皮膚科・形成外科院長の吉木です。

それでは本日の診療所日記をお届けいたします。

繰り返す口唇ヘルペスで困っているという方はいませんか?

診察室でよくお聞きするのが、「またできてしまいました…」という声。

症状が酷くなってしまったのでマスクでこっそり隠して外出、なんて経験がある方もいらっしゃるのでは?

口唇ヘルペスの治療としては、最近は抗ウイルス薬の内服と塗り薬を使用するのが一般的になってきているのですが、

やはり症状が酷くなる原因としては、やはり発症してからすぐにお薬が飲めないというところにあります。

また、ピリピリした違和感や水ぶくれに気づいてから実際に来院されるまで、けっこう日にちが経ってしまっている方が多いんですね。

「様子を見よう」「そのうち治るかも」と思っているうちに、気づけば数日…というパターン、心当たりある方も多いのでは?

口唇ヘルペスが発症・再発しやすいタイミングとしては、こんな場面が挙げられます。

①疲れがたまっている時
②寝不足が続いている時
③ストレスを感じている時(疲れている時はだいたいストレスを伴っていることも多いですよね)
④生理前など体調の波がある時

つまり「またか…」というときは、免疫バランスがちょっと乱れているサインでもあるんです。

そしてクリニックを受診したいと思ったタイミングで、その日は休日だったとか、仕事や学校などで忙しくて受診できなかったということも良く聞きます。

そこでご紹介したいのが、PIT(患者自己開始療法)という方法です。

これは、ピリピリとした前触れを感じた「その瞬間」に、あらかじめ処方されたお薬をご自身の判断で飲み始められる治療法です。

保険適用の治療法で①同じ症状を繰り返している②年に3回以上再発している③自分で初期症状がわかるという条件を満たせばその適応となります。

外来に来てから薬をもらうまでの待ち時間がなくなるのは、地味に大きいんですよ。前触れを感じたその日のうちに動けるかどうかで、治りの体感はかなり変わってきます)

明日からできることは、まず「自分は年に何回、どんな前触れで出ているか」をご自身で振り返ってみてください。

思い当たる方は、次の来院時にぜひ「PITについて聞きたいです」と一言、声をかけてみてくださいね。早めの一手が、いちばんの近道になりますよ。

それでは本日も健やかな肌で素敵な一日を過ごしていきましょう!

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