おはようございます!よしき皮膚科・形成外科院長の吉木です。
それでは本日の診療所日記をお届けいたします。
お子さんの肌に貼ってある絆創膏をはがして診察した後で「痛いー!」と大泣きされたことありませんか?
そして絆創膏、勢いよく一気にペリッと剥がしていませんか?
実は絆創膏や肌に貼ってあるテープも剥がし方ひとつで肌への負担がぐっと変わってくるんです。
過去の論文でも「肌に優しいテープの剥がし方は皮膚に対して150度の角度で剥がすのが最も肌に優しい」というものがあります。
とくに気をつけたいのが、次のような方です。
①皮膚が薄くなりやすい高齢の方
②もともと肌が弱く、かぶれやすい方
③子どもなど、皮膚がまだデリケートな方
こうした方は、テープを剥がすときの摩擦だけで、皮膚がめくれてしまうことがあります。
「そんな軽い刺激で?」と思われるかもしれませんが加齢や体質によってお肌の繊細さは違います。
ちょっとしたことでも、皮膚には案外大きな出来事なんですね。
かぶれやすい方は、貼った部分が赤くなったり、かゆみが出たりすることもよくありますよね。
「これくらい様子を見ていいのかな」と迷われる方も多いのですが、症状がなかなか引かないようなら、遠慮なくご相談ください。
さて、明日から実践してほしいのはこちらです。
・剥がすときは、周りの皮膚を軽く押さえながら約150度の角度でゆっくりと
・かぶれやすい方は、貼る場所を少しずつずらしてあげる
たったこれだけの心がけで、痛みも肌トラブルも、ぐっと減らせるはずです。
それでは、本日も健やかな肌で素敵な一日を過ごしていきましょう!