猛暑と汗 | 福岡県福津市の『よしき皮膚科・形成外科』(アトピー性皮膚炎・巻き爪の治療、美容脱毛など)

診療所日記

猛暑と汗

おはようございます!よしき皮膚科・形成外科、院長の吉木です。

それでは本日の診療所日記をお届けいたします。

朝も夕方も暑いです

毎朝の愛犬との散歩。

先日からやたらと空気が重い、蒸しているような気がしませんか?

どうやらスーパーエルニーニョとやらの影響で今年はまた例年以上に過酷な夏が続きそうです。

そんな夏のお悩みと言えば汗が出すぎて困るという方がいらっしゃいます。

ワタクシも結構な汗かきでして、エアコンの常設されていなかった高校時代は額からも汗がドボドボでてきて教科書やノートがグシャグシャになってしまうことがありました。

汗をかくということは決して悪いことではなく、特に夏の暑い時期は汗をかいてそれが蒸発することによって体温を下げるという重要な機能のひとつになっています。

しかし汗には様々な電解質も含まれており、過剰な発汗は脱水症状だけでなく血液の中の電解質も低下するため筋肉がつったり、酷い場合は意識障害をきたすこともあります。

特にこれからの時期は熱中症によって救急搬送されるというケースが毎年ニュースで取りざたされるようになります。

なるべく涼しい環境で過ごすことが大切ですが、スポーツや屋外での仕事をされる方は適宜水分を補給し失われた水分や電解質を補うように気を付けてください。

また熱中症といった問題以外にも「汗そのものが多すぎてまるでシャワーを浴びたみたいになって困る」という問題もあります。

他人の目が気になったり、過剰な汗が非常に不快・・・というお悩みで皮膚科を受診される方も少なくありません。

現在のところわきの汗の出方を抑えるお薬(ラピフォートワイプ®、エクロックゲル®)手のひらの汗を抑えるお薬(アポハイドローション®)を処方することができるのですが、オデコの汗だけを止めたり、背中の汗だけを止めるというお薬は残念ながらありません・・・。

全身の汗を抑えるお薬としてはプロ・バンサイン®という内服薬もありますが、こちらは汗だけでなくあらゆる臓器から出される水分(涙、唾液、消化管からの消化液など)も抑えてしまうため、目が乾く、喉が渇く、便秘がちになるなどの副作用が生じる可能性があるだけでなく、特に夏の時期は全身の発汗を抑えてしまうため高温環境でのスポーツ・作業をされる方にとっては熱中症のリスクが非常に高まるという可能性があります。

オデコや体の汗が大量に出て困るという方に対して処方することがありますが、内服する際には絶対に高温環境に長時間いるようなことが無いよう内服してください。

もし汗についてお困りの際にも当院もしくはお近くの皮膚科で一度相談してみてくださいね。

 

それでは今日も健やかな肌で素敵な1日を過ごしていきましょう!

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