戻りジミは心配しないでください! | 福岡県福津市の『よしき皮膚科・形成外科』(アトピー性皮膚炎・巻き爪の治療、美容脱毛など)

診療所日記

戻りジミは心配しないでください!

戻りジミは心配しないでください

おはようございます!よしき皮膚科・形成外科院長の吉木です。

それでは本日の診療所日記をお届けいたします。

たまにレーザーによるシミ治療後にこのようなご相談を受けることがあります。

「先生、シミが取れたと思ったのに、また濃くなってきたんです…大丈夫でしょうか?」

こういうご相談はシミ治療後の患者さんからたまにあります。

でも安心してください。レーザー治療後の「戻りジミ」は言ってみれば皮膚の防御反応が一時的に強く出ている状態なんです。

なぜ濃くなるの?

レーザーを当てた部分は、実は軽い火傷のような状態になっています。
その刺激に反応して、肌が防御反応を起こし、色素を作る細胞(メラノサイト)が一時的に張り切りすぎてしまうんです。

これは炎症後の色素沈着と言って、いわゆる「戻りジミ」と呼ばれる現象です。

これはレーザー治療に限らず、湿疹が起きた部位やケガをした部位にも表れる皮膚の正常な反応のひとつとされています。

特に我々日本人を含めた有色人種に生じやすく、レーザー治療を行った人の3~4人に一人の割合で出るとされています。

治療から2〜4週間ほど経ったころに出てくることが多く、「せっかくシミが取れたのに…」と一番慌てやすいタイミングでもあります。

いつ消えるの?

多くの場合、数ヶ月かけて少しずつ薄くなっていきます。
早い方で3ヶ月ほど、長い方だと半年以上かかることもありますが、これは肌が治ろうとしている証拠なんです。

その間大切なことは新たな刺激をお肌に加えないことです。

具体的には

  1. 紫外線対策を徹底する
  2. 摩擦を起こさないように洗顔、クレンジングを行う

この2点に尽きます。

明日からできること

  • 紫外線対策を徹底する(室内でも油断禁物です)
  • かさぶたは絶対に無理に剥がさない
  • こすらず、優しく丁寧に保湿する

この3つを守るだけで、戻りジミのリスクはぐっと減らせます。

それでもせっかくシミ治療を受けたのだから少しでも早く戻りジミを薄くしたいですよね。

そんな時は当院ではハイドロキノンクリームというメラノサイトの活動を抑える塗り薬を処方することもあります。

紫外線対策、摩擦を控える、さらにハイドロキノンクリームを塗布することで少しでも早く戻りジミの回復を促すことが期待できますので、レーザー術後の戻りジミについてお悩みの方や、レーザー治療前に少しでも戻りジミを予防したい方はどうぞお気軽にご相談くださいね。

それでは本日も健やかな肌で素敵な一日を過ごしていきましょう!

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