おはようございます!よしき皮膚科・形成外科院長の吉木です。
それでは本日の診療所日記をお届けいたします。
「先生、毛穴の黒ずみに毛穴パックしてるのに全然黒ずみが消えないんです・・・」と肩を落とす患者さんがたまにいらっしゃいますが、
思わず心の中で「ちょっと待ったー!」と叫んでしまいます。
というのも、毛穴パックでベリッと角栓を引き抜く快感、あれはたしかに気持ちいいんですよね。
実は私も高校生の頃に何度かやったことがあります。
でも、あの瞬間、毛穴の周りの皮膚にはしっかり負担がかかっていまして。
繰り返すうちに毛穴がじわじわ広がってしまい、結果として「余計に黒ずみが目立つようになった」ということになってしまいます。
「じゃあ指で押し出すのは?」と聞かれると思うのですが、これもNGです。ゴシゴシ洗顔も同様で、良かれと思ってやったケアほど、後で後悔しやすい傾向にあります。
「そんなに悪いなら、もう何もしない方がいいんですか?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこまで思い詰めなくて大丈夫です。刺激を減らして、優しく洗って保湿する。まずはそれだけで十分なんです。
毛穴の黒ずみや開きは、実は原因によって性格が違います。
角栓が原因のタイプもあれば、実は毛穴の毛が黒ずみの原因だったというタイプもあり、それぞれ対処法が異なるんです。
「自分がどのタイプか分からない」という方も心配いりません。そこを見極めるのが、私たち専門家の仕事ですから。
自己流ケアで平行線をたどっている方は、一度立ち止まって「自分の毛穴はどのタイプか」を確認するところから始めてみてください。
当院では、毛穴の詰まりにはケミカルピーリングや、ハイドラパールというマイルドに角栓を除去する治療や、毛そのものが黒ずみの原因となっている場合にはレーザー脱毛など状態に合わせたアプローチをご用意しています。
自己流で頑張って迷子になっている方こそ、一度プロの目で診断を受けてみると、驚くほどすっきり道筋が見えてくるものです。
明日からできることは、まず毛穴パックとゴシゴシ洗顔をそっとお休みすること。それだけでも、肌は静かに変わり始めます!
それでは、本日も健やかな肌で素敵な一日を過ごしていきましょう!