おはようございます!よしき皮膚科・形成外科、院長の吉木です。
それでは本日の診療所日記をお届けいたします。
そんなに痒くない輪っかを書いた発疹
ドーナツみたいな輪っかができて周りはちょっとカサカサしててそんなに痒くない発疹をみかけた場合、そこに「カビ」が生えている可能性が考えられます。
他にも環状紅斑、多発する場合は尋常性乾癬、滴状乾癬、ジベルバラ色粃糠疹などありますがまずはカビが生えてないかを否定するため発疹のカサカサした部位をこすって顕微鏡で観察することでカビが生えていないかどうかが判別することが可能です。
どこからカビをもらってくるのか?ということですが、もしご自宅にネコちゃんがいた場合はネコちゃんからうつった可能性もあります。特に保護ネコをご自宅で預かっている場合はネコちゃんからのカビが疑わしいため獣医さんで検査してもらった方が良いこともあります。
他にも野良ネコちゃんに触れた後に腕などに輪っかを書いた発疹が出る場合も同様です。
その他には柔道やレスリング、ラグビーなど他人と接触する機会の多いスポーツをしている場合でも選手のうち誰か一人の皮膚にカビが生えていた場合、その集団内でカビの感染が広がるパターンもあります。
そういった場合は同じような症状を呈している人全員が同時にカビの治療を行わないと延々と接触により感染が広がっていくことがあるので注意が必要です。
体にカビが生えた場合の治療
カビは皮膚の角質を栄養として増殖していきます。
カビの種類としては白癬菌、カンジダ菌、癜風が有名なところであり、それぞれに対して効果的な治療薬があります。
角質の深いところに増殖していることもあるため塗り薬を最低1カ月、足底など角質の厚い部位は2~3カ月外用することで治癒するので安心してください。
さて、冒頭に書いたネコからの感染パターンと他人と接触することで感染するパータンと書かせていただきましたが、
実は私の長男が近所のノラ猫をナデナデして感染、次男が柔道をしているのですがその部活内で感染者が多発しているというパターンをすでに経験済みなんですね(笑)
そういったことを思い出したので今日は水虫以外の体に感染するカビのお話をさせていただきました!
それでは今日も健やかな肌で素敵な1日を過ごしていきましょう!