おはようございます!よしき皮膚科・形成外科、院長の吉木です。
それでは本日の診療所日記をお届けいたします。
「脚なんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ。」
で有名なモビルスーツ(ある意味モビルアーマー?)である「ジオング」
そのフォルムで一番特徴的なのが「両脚が無い」ことではないでしょうか?
今まさに私は「脚を無くした方が機動力が上がる状態」にあります…。
先日「汗」に関する話題をお届けいたしましたが、特に夏になると発汗の影響で様々な電解質や水分が失われることで、
血液に含まれる特定の物質が濃縮されることがあります。
そんな中で「尿酸」という物質も濃縮されることがあります。
そして尿酸は「痛風」の原因として有名であることは耳にしたことあるのではないでしょうか?
そして暑い時期、ビールやハイボールなんか美味しいですよね。
もし尿酸値の高い方が暑い時期にちょっとお酒を飲み過ぎて、夜中汗をかきながら寝ると・・・
痛風発作でエライ苦しむハメになることがあります。
実はワタクシも、そんな痛風発作で苦しむうちの一人です。
そして過去に5回ほど痛風発作を経験しています。
今回は3日前から左拇趾の付け根にジワジワした違和感を感じ、2日前から本格的に激痛が発生。
そしてずーっと痛みにのたうち回っております・・・。
「風が触れても痛いから痛風」なんて言いますが、
何をしなくてもメチャクチャ痛いんですよ、アレ。
過去に救急外来で半年ほど勤務していたことがありますが、
救急外来の診察室で、ガタイの良い大の大人の男性が痛みでのたうち回るのを何度も見たことがあります。
ホント、足を切り落としたくなるくらいの激痛が一日中続いて夜も寝付けません。
娘達は足を付けずヒョコヒョコ歩いている私の姿を見て
「また痛風発作起きとる、プークスクスw」なんて笑っているんですが、ワタクシはホントそれどころじゃない。
言い返したくても言い返せないくらい弱っております。
そもそも今回も脱水が原因と考えられるので、まずはひたすら水分を取り大好きな酒もお休み。
というか発作時は酒を飲む気力もありません。
そしてガンガンに患部を冷やします。アイスノンじゃなくてギンギンに冷やした氷のうみたいなのが良いです。発作時は炎症が強く起きているため温めると逆に炎症を長引かせることになります。
そして痛み止めの使用。この時使用する痛み止めはカロナール®もしくはロキソニン®を使用します。またロキソニン®を内服する際には脱水状態で内服すると腎機能に悪さすることがあるので、もともと腎機能が低下している方は気を付けないといけませんし、腎機能が正常の方でもしっかりと水分を取りながら内服することに気を付けます。
そして発作が治まってからも尿酸値のコントロールを行うことが大切です。
ワタクシも常にフェブリク®というお薬を飲んでいるんですが、数値的には6前後を行ったり来たり…。
そして発作が出やすいタイミングというのは血中の尿酸値が急激に変化するタイミングで起こしやすいとされています。
これからの夏、汗をかくことが多いという場合はホント、しっかりと水分補給して急激に尿酸が血管内で濃縮されないよう気を付けてください!
それでは今日も健やかな肌で素敵な1日を過ごしていきましょう!