「顔が痒いんです・・・」という女性の患者さんが一年を通じて非常に多いです。
実は「知らず知らずのうちに皮膚のバリア機能を壊してしまっている」
というのが一番の原因です。
クレンジング、洗顔の時に自分としては擦っていないつもりでも
「洗顔後に顔がカサカサ乾燥するので化粧水を使用する」
というのはすでに擦りすぎで皮膚のバリア機能が破壊されている状態です。
そんな状態では化粧水、乳液などの基礎化粧品でさえも「かぶれ」の原因になります!
(化粧品かぶれの原因のほとんどが「化粧水」「乳液」であるというデータもあります)
皮膚の壁が壊れてしまっては普段使用している化粧水、乳液は単なる異物にしかなりません。
擦り傷に塩水を塗り込むのと同じことで、滲みたりかぶれの原因になるのでご注意を…。
さらに近年は空気中に漂っている化学物質などもかぶれ、皮膚炎の原因として問題視されています。
まずはこういった異物が皮膚から侵入しないように、皮膚を壊さないように気を付けましょう!