おはようございます!よしき皮膚科・形成外科、院長の吉木です。
それでは本日の診療所日記をお届けいたします。
皆さんのタイパに合った究極の診療?
何度も同じ症状で通院しているからクリニックの窓口で同じ薬だけもらえればとても助かる。
と思った方はいらっしゃいませんでしょうか?
私も1ヵ月に1回内科に通院しているためその気持ち、非常によくわかります。
なぜ薬があれば調子が良いのに、窓口で処方箋だけ出すということができないのか?
それは法律によって診察を行わずに処方箋を発行することが法律で禁止されているからです。
医師法第20条に「無診察診療の禁止」として明文化されており、こちらに違反することは刑事罰の対象となります。
法律を守ることは国が定めた必要最低限のルールであり、これを無視して生活するということはまさに野生動物の世界、弱肉強食の乱世の世界、まさに北斗の拳の世界となってしまうことを意味します。
しかし!
この我々を取り巻く法律が現代のライフスタイルにおいてはかなりかみ合わない内容だったり、むしろ弊害となってきていることも事実です。
つい先日某有名女優さんの息子さんが税金に関する法律から莫大な遺産相続を放棄するということも話題になりました。
税に関する法律も含め、医療における法律自体も実は昭和20年代に制定されたものばかりです。
当時の医療環境、経済環境などの世相を反映して制定されたものなので今の世相にそぐわないのは当然といっちゃぁ当然だと感じます。
実は過去、当時安倍晋三首相の時代においてクリニックにおいては「診療という行為がどこまで許容されるのか」ということが一度国の方でも検討されることがあり、数年前からオンライン診療・遠隔診療の試験的導入が始まり、現在では国も認めているシステムとして公に解禁されることになりました。
初診の患者さんや、ずっと同じ症状で通院していたけど全く別の症状で受診したいという患者さんはクリニックに受診して対面での診療を受ける。逆に慢性疾患でいつもと同じお薬が欲しいという患者さんにおいては自宅または勤務先でも他の方がいない場所でスマホで診察を受け自宅にお薬が郵送されるというスタイルはまさに忙しい現代においてピッタリのシステムだと思うのですが皆さんはどうお考えになりますか?
皆さんの貴重な1日の時間を少しでも無駄にしたくない、という思いから当院でも遠隔診療システムを導入しています(*ただし皮膚科という視診が重要な診療科のため初回から症状が安定するまでは対面での診療をお願いしています)。
チラホラ利用者さんも増えてきていますので、もし利用してみたいとお考えの方は診察時にお気軽にご相談くださいませ!
それでは今日も健やかな肌で素敵な1日を過ごしていきましょう!