おはようございます!よしき皮膚科・形成外科院長の吉木です。
それでは本日の診療所日記をお届けいたします。
最近、頬のあたりのシミが気になって来院される方が増えています。
そして診察してみるといわゆる「肝斑」というシミが・・・。
さらにお話を伺うと
「以前も治療して、一度は薄くなったんです。でも、また戻ってきて…」
これ、実は肝斑あるあるなんです。
なぜこんなことが起こるのか。それは、肝斑というシミが「治療をやめると、また出てきやすい性質」を持っているからなんです。
イメージしていただきたいのが、血圧のお薬。飲んでいる間は落ち着いていても、やめてしまえばまた数値が上がってくる。
肝斑もこれと似ていて、治療そのものが「原因を消す」というより「今出ているのを抑える」役割に近いんですね。
だからこそ肝斑ケアで一番重要なのが
肝斑は、治療に加えて「予防」が重要だということです。
「え、治療のために病院に来たのに?」と思われるかもしれません。
ですが、肝斑を悪化させる一番の犯人は日々の紫外線と、お肌への摩擦です。
つまり
- 毎日の紫外線対策
- 洗顔やクレンジングでゴシゴシこすらない
この2つを怠ってしまうと、どんなにしっかり治療をしても、また振り出しに戻ってしまうんです。
また夏が終わり、秋に近づいてくると肝斑のご相談が増える傾向があります。
逆に言えば、この時期こそ予防をがんばりどきということでもあります。
当院ではトラネキサム酸とビタミンCの内服薬などの治療や、エレクトロポレーションというトラネキサム酸・ビタミンCを皮膚に直接浸透させるという治療をまずは実施したうえで、さらにプラスアルファとしての治療としてピコレーザーを使用したピコトーニングという治療をご用意しています。
ですがそれと同じくらい「ご自宅でのケアの続け方」についてお話しするようにしています。
治療は、あくまでその予防を後押しする「補助」というイメージです。
治療で薄くなった状態をゴールにせず、「ここからが本番」と思っていただけたら、きっと結果は変わってきます。
そして意外と肝斑かな?と思っていたらそれ以外のシミだった、ということももちろんあるので、シミについてお悩みの場合はまずお気軽に受診してくださいね。
それでは、健やかな肌で素敵な一日を過ごしていきましょう!