おはようございます!よしき皮膚科・形成外科院長の吉木です。
それでは本日の診療所日記をお届けいたします。
診察室でたまに「ニキビを悪くする食事ってありますか?」というご相談を受けます
昔からニキビにはチョコレートが悪い、とか脂っこい食事はダメだとか聞きますが、実際にこういった食事とニキビとの関連性を詳細に調べたデータは私が調べたところではありませんでした。
ただ一つ、食事とニキビとの関連が示唆されている内容があります。
それが血糖値の上がりやすさ(GI値)とニキビとの関係です。
たとえばチョコレートに限らず甘いお菓子をバクバク食べたり、普段の食事の中で白米を最初に食べる習慣がある方は食後の血糖値が急激に上がってしまいます。気づかないうちに血糖値が急に上がりやすい食べ方になっていることがあるんですね。
「それとニキビ、関係あるんですか?」と心配される方も多いのですが、実はしっかり関係しています。
甘いものやパン・麺類などで血糖値が急に上がると、体は慌ててインスリンというホルモンを大量に出します。
このインスリンが皮脂腺を刺激してしまい皮脂がドバッと出やすくなる、というのがニキビを悪くしやすくなる大まかな流れです。皮脂が増えれば、当然ニキビもできやすくなってしまいます。
とはいえ、「じゃあ炭水化物は一切ダメなんですか!?」と焦らないでください。大事なのは、量よりも食べ方です。
明日からできること、3つだけご紹介します。
- 野菜やお肉・お魚から先に食べる(ごはんは最後)
- 白いごはんやパンを、玄米や全粒粉に少しずつ置き換える
- よく噛んで、ゆっくり食べる
これだけで血糖値の上がり方はだいぶ穏やかになります。完璧を目指さなくて大丈夫、まずは1つからで十分です。
そして甘いお菓子は控えめに(笑)
その上で、毛穴の詰まりをとるお薬を定期的にしっかりと使用していってください。
塗り薬を続けても、食生活を見直してもなかなか良くならないニキビは、我慢せずぜひご相談ください。
それでは本日も健やかな肌で素敵な一日を過ごしていきましょう!