おはようございます!よしき皮膚科・形成外科、院長の吉木です。
それでは本日の診療所日記をお届けします。
今年は夏からトビヒ(伝染性膿痂疹)のお子さんがメチャクチャ多かった印象です。
肌感で例年の3倍以上は診察した気がします。
そしてトビヒといえば夏なのですが、10月以降もトビヒ患者さんが途切れません。
理由は・・・謎です。
トビヒ(伝染性膿痂疹)はもともと擦り傷などのケガや虫刺され・湿疹などを掻き破った後に出てくるジュクジュクした浸出液に細菌が感染することで生じます。
他の人に発生していたトビヒが感染したという以外、いきなりトビヒになることはまずありません。
特に夏場は汗を良くかくこともあり、搔き破った傷がジュクジュクになりやすく細菌感染も起こしやすいと考えられます。
トビヒと言えば「夏」なんですが、涼しくなってきた今現在でもトビヒが多いのはホントに不思議です。
いずれにしてもトビヒと診断されたら、まずはしっかり患部を泡立てた石鹸で洗う事と、抗菌外用薬を塗布して細菌の増殖を抑えることが第一です。
特に広範囲に広がっている場合は抗生剤の内服も行うことがあります。
そして体を拭いたタオルで、他の兄弟の体を拭かないように気を付けてください。
トビヒが治まってきたら、トビヒの原因となった湿疹や虫刺されの治療を続けて行うこともあります。
ジュクジュクした発疹がどんどん広がってくるという場合、まずは皮膚科で相談してくださいね。
それでは本日も健やかな肌で素敵な一日を過ごしていきましょう!