おはようございます!よしき皮膚科・形成外科、院長の吉木です。
それでは本日の診療所日記をお届けします。
例年と比べて今年はなんだか「トビヒ(伝染性膿痂疹)」が多かった感じがします。
お子さんに多く見られる、虫刺されやあせもの後に生じるジュクジュクした発疹です。
夏場は特に汗もかくし、湿度も高いため余計に細菌が増殖しやすくなるためトビヒの多い季節になるのですが、なぜか今年は特に多かった気がします。
涼しくなってきたので、そろそろ減るかな?と思っていたのですが、2~3日前にもまだトビヒとおぼわしきお子さんの診察をすることがありました。
トビヒ自体はいきなり現れるものではなく虫刺されやあせもなどの病変が先にあって、その浸出液に細菌感染を生じて出てくることが圧倒的に多いです。
なので治療としてはトビヒになってしまったら良く洗って、抗菌外用薬を使用するという治療が基本となります。
虫刺され、あせもの状態であればステロイド外用剤による皮膚の炎症の鎮静化ということになるのですが、どうしてもお子さんの場合痒くて掻き壊してしまうことがあるのでステロイド外用剤によって炎症が治まるまでに多量の浸出液が出てしまい、ある日突然トビヒを発生することは往々にしてあります。
ご自宅でできるトビヒの対処法としては
- 良く洗って清潔にしておく
- トビヒの部分は大きめの絆創膏を貼って露出しないようにする
- プールはトビヒが治るまで控えておく
この3点について気を付けておいてください。
それでは本日も健やかな肌で素敵な一日を過ごしてましょう!