ニキビのお薬を塗るとひりひり、カサカサする | 福岡県福津市の『よしき皮膚科・形成外科』(アトピー性皮膚炎・巻き爪の治療、美容脱毛など)

診療所日記

ニキビのお薬を塗るとひりひり、カサカサする

おはようございます、よしき皮膚科・形成外科院長の吉木です!

それでは今日の診療所日記をお届けいたします。

ニキビ治療薬の役目

ニキビの原因は毛穴のつまりです。

毛穴が詰まって脂がたまると脂の大好きなニキビ菌が増殖してしまい、そのニキビ菌をやっつけるために免疫反応が生じることで膿がたまってしまいます。

化膿してしまったら抗生剤などで化膿を抑えないといけないのですが、化膿してしまったらその部位には長く続く赤みや傷跡(ニキビ跡)が残ってしまいます。

この赤みや傷跡が回復するまでは数か月~数年かかることがあります。

「治療しているのにニキビが治らないで困っている」とおっしゃる方を診察した場合、化膿したニキビはほんの少しで、このニキビ跡が消えないで困っている、という方が殆どです。

ニキビ跡の赤みにいくら抗生剤などの化膿止めを使用してもニキビ菌自体はすでにいないため全く効果は得られないだけか、抗生剤を長期間使用し続けることで抗生剤の効かない耐性菌を増やすだけになってしまいます。

現実問題として、ニキビ菌に対しても抗生剤の乱用による耐性菌が発生しており皮膚科医の中でも問題視されてきています。

ですのでなるべく化膿させない、抗生剤を使用しないでニキビをコントロールする方法が必要です。

そこで使用されるのが毛穴のつまりを常に除去してなるべく化膿したニキビを皮膚に生じさせないという方法が20年前からスタンダードになっており、その際使用される毛穴のつまりを取るお薬としてディフェリンゲル®、ベピオローション®、エピデュオゲル®などを我々は処方することを基本としています。

ヒリヒリ、カサカサする・・・

ただこれらの毛穴のつまりを取るお薬は一般的に塗った後ヒリヒリしたりカサカサするという随伴症状を起こすことがあります。

これは余分な毛穴の角質を除去する(ピーリングする)お薬であるというお薬の性質によります。

もちろん全くこういった随伴症状を起こさない方もいらっしゃいますが、中にはヒリヒリ、カサカサが強くて塗ることが難しい…という方も一定数いらっしゃるのも事実です。

この随伴症状を抑えながら概要を続けるポイントとして

1:しっかり保湿した後で塗る。

2:塗ってから5~10分くらい置いたら洗い流す

という方法も効果的です。

さらにメーカー側の努力にもよって随伴症状を起こしにくい薬剤の開発研究も進められてきました。

そして最近ではあらかじめ洗い流すことを前提とした毛穴のつまりを取るお薬も出ています。

そのお薬がベピオウォッシュゲル®というお薬です。

このお薬を塗ったら5分ほどで洗顔して洗い流してしまうことでもしっかりとした毛穴のつまりを取る効果が得られるお薬となっています。

メイクをしている場合はどうしたらいい?

まず洗顔のし過ぎはお肌から出る天然保湿成分を過剰に除去することになるため、お肌の乾燥やそれによる湿疹の原因になるだけでなく、乾燥したお肌からは余計に皮脂の分泌が亢進されてかえってニキビを悪くする原因にもなりかねません。

普段メイクをされる方は、①朝洗顔して、②夜にクレンジング・洗顔して、③ベピオウォッシュゲルを塗ってそしてそれをさらに洗い流す、ということをしてしまうと洗顔のし過ぎによる肌荒れの原因となる可能性があります。

じゃあどうしたらいいの?ということですが、どうやら話によると夜の洗顔前にメイクの上から塗っても効果があると、とある勉強会で耳にしました。

そこでこのベピオウォッシュゲルを使用するタイミングとしておススメなのが

1:朝の洗顔前に使用する。

2:夜の入浴前に、メイクをされる方はメイクの上から塗ってそのままクレンジング、洗顔をする。

方法です。

こうすることで洗顔の回数を1日2回までに抑えることができます!

ニキビ治療は長い期間お薬を使用する必要がある根気のいる治療です。

特に刺激感で困っている、とお困りの患者さんにはベピオウォッシュゲル®を一つの選択肢としてご提案させていただいています。

 

それでは本日も健やかな肌で素敵な一日を過ごしていきましょう!

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