ずっと身に付けていたアクセサリーなのにどうして突然かぶれを起こすの? | 福岡県福津市の『よしき皮膚科・形成外科』(アトピー性皮膚炎・巻き爪の治療、美容脱毛など)

診療所日記

ずっと身に付けていたアクセサリーなのにどうして突然かぶれを起こすの?

おはようございます、院長の吉木です!

それでは本日の診療所日記をお届けいたします。

ずっと身に付けているアクセサリーなのに、急に触れているところが痒くなった?

IV型免疫反応

何年も昔から身に付けているアクセサリーで、皮膚に接触しているところに急にカブレを起こしたことのある方はいますか?

実は皮膚って「ずっと触れているものに対して突然カブレを起こすような機能」があります。

アクセサリーなどに使用されている金属は実は自分の汗や、アクセサリーを付けたままシャワーや入浴することで

その水分でホントに微量に溶け出してしまいます。

皮膚の免疫システムって実は普段は結構サボり屋さんでして

溶け出した金属が皮膚に侵入してきても基本的にスルーしてしまいます。

ところがある日なぜかヤル気を出すようなきっかけがあると

その金属に対して「あ、コレは排除すべき異物だ!」と認識してしまい

勤続が侵入してきたところにカブレをおこす免疫細胞が集まってきます。

カブレというのは実は「異物が侵入してきた皮膚そのものを破壊する」免疫反応です。

この免疫反応を免疫学的に「IV型免疫反応(遅延型免疫反応)」といいます。

この免疫反応が過剰に起きて、人体にとって不快な症状、「酷い痒み」として現れることを

IV型のアレルギー症状と呼びます。

(*厳密にはちょっと不正確なのですが、わかりやすくこのような書き方にしています)

人間の免疫システムは特定の物質に対してアレルギー反応を起こすようになると

2回目以降もどんどん強いアレルギー反応を生じるようになります。

「普段身に付けていたアクセサリーが突然痒くなった?」という方に対しては

金属パッチテストを行うことで金属アレルギーのの有無を調べることもできますので

お気軽にご相談ください。

 

それでは本日も健やかな肌で素敵な一日を過ごしていきましょう!

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