おはようございます!よしき皮膚科・形成外科、院長の吉木です。
それでは本日の診療所日記をお届けいたします。
「日焼けしてるから断られました」というお話
夏になると、こんなお話をよくお聞きします。
「前に脱毛サロンで、日焼けしているから施術できないと言われたことがあって…」
実はこれ、使用しているレーザーの種類によって答えが変わってきます。今日はその理由についてお話しします。
なぜ日焼け肌だと施術しにくいのか
医療脱毛のレーザーは、毛根にあるメラニン色素に反応して熱を発生させています。
このとき、肌表面にもメラニン色素が多いと、レーザーが毛根だけでなく肌表面にも強く反応してしまい、火傷などのリスクが高まります。
代表的なアレキサンドライトレーザー(755nm)は、この表皮のメラニンへの反応がやや強く出やすいため、日焼けした肌や地黒の肌には照射を見合わせるケースが多いレーザーです。
YAGレーザーであれば対応できることも
一方で、YAGレーザー(1064nm)は波長が長く、肌の深部まで届きやすい反面、表皮のメラニンへの反応が穏やかという特徴があります。
そのため、日焼けした肌や地黒の肌の方でも、比較的安全に照射しやすいレーザーとして使われています。
当院のGentle Max Pro Plus®について
当院で使用しているGentle Max Pro Plus®は、アレキサンドライトレーザーとYAGレーザーの両方を1台で使い分けられる機器です。
肌の状態を診察した上で、日焼けしている方にはYAGレーザーを選択するなど、肌質に合わせて波長を調整しながら照射することができます。
「日焼けしているから」という理由だけで施術を諦める必要は、必ずしもありません。
ご自身の肌の状態で施術が可能かどうか気になる方は、まずは診察でお肌の状態を確認させてください。
それでは今日も健やかな肌で素敵な1日を過ごしていきましょう!