「化粧品」はお肌の深くまで浸透・・・しません! | 福岡県福津市の『よしき皮膚科・形成外科』(アトピー性皮膚炎・巻き爪の治療、美容脱毛など)

診療所日記

「化粧品」はお肌の深くまで浸透・・・しません!

おはようございます!よしき皮膚科・形成外科院長の吉木です。

それでは本日の診療所日記をお届けいたします。

「化粧水がちっとも浸透しない気がする」
「高い美容液を試しても、変化がよく分からない」
そんなモヤモヤを抱えている方、いらっしゃいませんか?

今日は化粧品がお肌のどこまで届くのかというお話です。

結論から申し上げますと、化粧品が届くのは角層(角質層)までです。
角層とは、お肌のいちばん外側にある、とても薄い層のこと。

「えっ、それだけ?」と思われるかもしれませんが、これにはちゃんと理由があります。

  1. 角層は、外から入ってくる異物をブロックするお肌の守り役だから
  2. 化粧品の広告は、浸透するのが「角層」までだと明記するルールがあるから

「たくさんパタパタすれば奥まで届くはず!」と頑張っている方もいらっしゃるかもしれませんが、行き先はやっぱり角層までなんです。

ここで気をつけたいのが、広告でよく見かける「お肌の奥深くまで」という言葉です。

「奥深く」と聞くと、ついドリルでぐんぐん掘り進むような絵を想像してしまいますが、角層はとても薄いので「深い」とは呼べないんですね。
ちなみにこのルール、メーカーさんだけでなく、SNSで発信する個人の方にも関わってきます。

「じゃあ今まで使ってきた化粧品はムダだったの?」と心配される方も多いのですが、どうかご安心ください。
角層はお肌を守る大切な場所。そこをうるおして整えるのが、化粧品の立派なお仕事です。

では、明日からできることを3つご紹介しますね。

  1. 広告の「奥深く」や、深く刺さる矢印のイラストをうのみにしない
  2. 「角質層まで」という表記があるかを確認する
  3. 角層の先のお悩みは、医療の力を借りることも考えてみる

化粧品が角層までなら、その先は医療の出番です。
当院では、電気の力で美容成分をお肌に届けるエレクトロポレーションや、極細の針でお肌の再生力を引き出すダーマペン4を行っています。
「化粧品では物足りないかも」と感じたら、お気軽にご相談くださいね。

それでは本日も健やかな肌で素敵な一日を過ごしていきましょう!

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