おはようございます!よしき皮膚科・形成外科、院長の吉木です。
それでは本日の診療所日記をお届けいたします。
足の爪が黄色い
ふと足の爪を見ると黄色かったり、黄土色だったり、さらには分厚くなって変形している。
ちょっと気になりますよね?
爪が分厚くなっている状態はは爪甲肥厚症もしくは爪甲鉤彎症という状態が考えられます。
いずれも爪の成長が前方ではなく上方に伸びて、伸びた爪同士が重なったりすることで発生します。
多くの場合は靴による爪の圧迫や過去のケガ、血流障害、また身も蓋もない話ですが加齢によるものが原因です。
一度変形を生じるようになった爪はなかなか元の状態に戻すことは難しく、また通常の爪切りでは切ることができないため、分厚くなった爪をやすりで削って平坦にするなどして、さらに靴によって爪が圧迫されないようにしていくことになります。
実は手術による治療法もあります。
やり方としては麻酔をしたうえで変形した爪を除去してしまい、その上で毎日テーピングを行うことでキレイでまっすぐな爪が生えるのを待つというやり方ですが、以前学会でその治療法について話を聞いてみたところ成功率は低く、約20%程度という事でした。
当院でも過去に数例実施したことがありますが、幸いその方々はキレイな爪が生えてきて満足いただいています。
そして爪が分厚くなる原因としてもう一つ「爪白癬」があります。
水虫菌が感染することで爪が分厚くなったり、色が黄色・黄土色に変色してくるといったことが起こります。
また爪の変形の原因が爪白癬によるものであればそちらを治療することで分厚くなった爪が改善することも期待できます。
もし皆さんの中で「爪が黄色い」と気づいた方は一度皮膚科を受診して検査してみられることをお勧めいたしますよ!
それでは今日も健やかな肌で素敵な1日を過ごしていきましょう!