皮膚のできもの(腫瘍)について | 福岡県福津市の『よしき皮膚科・形成外科』(アトピー性皮膚炎・巻き爪の治療、美容脱毛など)

診療所日記

皮膚のできもの(腫瘍)について

開院してからもうすぐ1週間です。

患者さんの中には皮膚のできもの(腫瘍)に関するご相談も多くありました。

腫瘍は大きく分けて良性のものと悪性のものに分けられます。

悪性のものは基本的に手術が大原則となりますが、良性の腫瘍でも日常生活を送るうえで支障があるものは切除することをお勧めしています。

また、ほくろを含むあらゆる皮膚腫瘍は全て保険診療の範囲内で切除できます。

レーザーを使用するなど、切除に使用する機械によって保険が効かなくなります。

もちろん、首周りに生じる小さなイボや脂漏性角化症という、ほくろとは異なったできものについては炭酸ガスレーザーを使用する方が良い場合もあります。

その場合でも必ず保険診療による切除の仕方とレーザーを使用した自費診療による切除の仕方、二通りについてご説明いたしますのでご安心ください。

 

ちなみに過去10年間における、入院患者さんに対して実施した腫瘍切除術の執刀数は

皮膚悪性腫瘍切除術 264 症例

皮膚良性腫瘍切除術 90 症例

でした(外来における日帰り手術の執刀数は含まれていません)。

当院で実施する手術については原則として診察の上、日時を予約したうえで実施することにしています。

できものについてご心配なことはどうぞお気軽にご相談ください。