おはようございます!よしき皮膚科・形成外科、院長の吉木です。
それでは本日の診療所日記をお届けします。
この時期になってくると顔、目の周り、そしてスネなどが痒い!とおっしゃられて受診される患者さんが増えていきます。
原因としては空気の乾燥だけでなく、暖房の使用がさらにその乾燥に追い打ちをかけていくからです。
さらに寒くて血行が悪くなってくると肌表面からの保湿成分も低下するため余計に乾燥肌を感じやすくなります。
また夏の紫外線やエアコンによってすでに肌表面のバリア機能はダメージを受けている状態です。
まさに弱り目に祟り目として乾燥症状が一気に進行していきます。
年代的にも年配の方は皮脂量の分泌や、角層におけるセラミドの低下によって症状が強く表れ、お子さんのお肌もまだ皮膚の機能が十分に成熟していないため乾燥肌症状が現れやすいです。
さらにメイク後のクレンジング・洗顔によってお肌の角層を痛めてしまうことで、特に目の周りやオデコが痒いという症状の方も増えていきます。
さらにアトピー性皮膚炎と言ったお肌のバリア機能がもともと低い方や、熱いお風呂が好きな方、ボディタオルで体をゴシゴシ洗う習慣がある方も乾燥トラブルを招きやすいです。
対策として・・・
・入浴後すぐに(5分以内)保湿剤を塗布する。
・強い痒みがある場合は「掻く→皮膚バリア機能が破壊される→余計に悪くなる」サイクルを繰り返すため、無理せず皮膚科を受診し、ステロイド外用剤などで皮膚の炎症を止める。
事が重要です。
こういった乾燥症状に対する日頃の防止策として
1:お風呂の温度は40℃以下にして、お肌から皮脂や保湿成分が失われないようにする。
2:体や顔を洗う場合は「泡だてた石鹸で、手のひらで洗うようにする」。特にお顔を洗う際には泡を乗せて押さえるだけにする。
3:室内の湿度を50~60%に保つ(加湿器、洗濯物の部屋干し)
4:保湿剤は「擦り込まず、たっぷりと置くように」塗る(ティッシュペーパー1枚が皮膚に張り付く程度)
以上の4つを念頭に置いておいてくださいませ。
それでは本日も健やかな肌で素敵な一日を過ごしてましょう!