おはようございます、よしき皮膚科・形成外科院長の吉木です!
それでは今日の診療所日記をお届けいたします。
金メダル!
我が家でも夜になると娘二人が冬季オリンピックのフィギュアスケートにチャンネルを合わせていました。
正直、私はあまり興味が持てずネトフリで「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」の最新話を見たかったのですが、
現在我が家の勢力図は妻を中心に女性陣に押されっぱなしのためやむなくフィギュアスケートを視聴・・・。
いや、それでも見ているとその演技の美しさもですが、
ジャンプで何回転!とか見ると人間の体ってこんな動きもできるのか~、と感動してしまいます。
ここ数日はお勉強のため一切テレビやネットニュースなども見ていなかったのですが
なんと日本のペアが史上初の金メダルを獲得したらしいじゃないですか。
これは日本人としてとても誇らしくもあり、日本に元気をもたらすニュースですよね!
日本人特有の性質
今回のフィギュアにしてもどうやら今回のペアの男性は10年以上前から地道に練習を重ねてここまでたどり着いたとか。
そういえば野球やサッカーにしてもここ数年の日本人の活躍は目覚ましいものがありますよね。
体格、筋肉量などで他の国の選手に劣る日本人選手が世界を相手にスポーツで戦うために
効率的、効果的な体の動かし方を日々研究することで対格差をひっくり返してきたという歴史でしょうか。
その効果的な体の動かし方を体系化し、次の世代へつなげていき、何十年とかけてここまで昇華させた執念はすさまじいです。
実は体型、体格、筋肉量だけでなく肌質にも日本人、アジア人特有のものがあります。
我々のお肌は繊細
基本的に海外でのスキンケアの根底には「邪魔なものは削り取る」という考えがあるようです。
とある有名なニキビ治療アイテムにはドリルの先にブラシを取り付けて毛穴の汚れを除去、みたいなものがありますが
我々アジア人のお肌にアレを使っちゃうとお肌傷だらけでかえって別な肌トラブルの原因になるとも・・・。
(最近では当院を含め、ハイドラフェイシャルという施術を行っていますが、そちらはお肌の性質に合った洗浄液と
お肌に傷をつけないような特殊なブラシで優しく角質ケアができるようになっています)
またシミに対するレーザー治療なんかも、実は白人の肌ではメラニンという色を作る細胞や分布がアジア人と異なることなどから
術後の炎症後色素沈着(戻りジミ)が非常に起きにくいようになっているため、ガンガンレーザーを当ててもトラブルが起きにくいようです。
色素沈着を起こしやすい肌に対するレーザー治療
一般的なシミに対してQスイッチルビー/YAGレーザーは非常に効果的です。
その上で薄いシミになってくるとレーザーの強さを上げないといけないと効果がなかなか得られない。
けど強さを上げすぎると我々アジア人のお肌では炎症後色素沈着(戻りジミ)のリスクが高まってしまいます。
そこで近年使われるようになってきたのがピコレーザーです。
ピコレーザーはレーザーをごく短時間で照射することでシミを「焼く」というより「衝撃波で粉砕する」かたちになるため
皮膚へのダメージが非常に少なく、戻りジミも起こしにくいという特徴があります。
当院でもピコレーザーを使用したシミ治療を行っていますが、術後の炎症後色素沈着や炎症後の紅斑(赤み)も
Qスイッチレーザーに比べるとかなり少ないな、と感じています。
逆に色の濃い、厚めのシミについてはやはりQスイッチレーザーや炭酸ガスレーザーの方が効果的です。
ということでシミにも様々な種類があり、さらにその人の肌質それぞれでベストな治療法があるというお話でした!
それでは本日も健やかな肌で素敵な一日を過ごしていきましょう!