夏も終わり、そろそろ虫刺されの被害が少なくなってきました。
しかしこの夏も虫刺されの被害が多かったです。
よく患者さんに「何の虫に刺されたんでしょうか?」
とご質問を受けるのですがハチ、ムカデ、チャドクガは非常にはっきりとわかります。
しかしそれ以外の虫刺されに関しては「おそらく〇〇だと思います。」
としかお答えできていませんでした。
虫刺されの治療に関しては刺された虫の種類によらず基本はステロイド外用剤と抗ヒスタミン剤の併用による
皮膚局所の炎症鎮静化が共通しています。
しかし患者さんとしては
「もし家ダニだったら殺虫剤焚かないと・・・。」
*上の一文は訂正いたします!
本を読んでいて早速勘違いをしていました!
イエダニに殺虫剤は効果なし!
イエダニを媒介するのはネズミみたいなので、ネズミの駆除が必要なようです!
とか
「ノミだったらペットの治療もしないと・・・。」
と様々な心配も多いと思います。
これまでやけど虫やチャドクガに関するテレビ取材も受けて来て一部では虫専門皮膚科医との認識も高まっている中(笑)
虫刺されをもっと深く勉強する決心がつきました。
(2021年9月6日追記:ちなみにですが「虫専門皮膚科医」という専門医資格は当然存在しません(;^ω^)
ネタで書いたのですが紛らしいとのご意見を頂いたので追記いたしました。)
ということで、数年前にみかけた本を購入。
皮疹を見ただけで「あ、これは〇〇による虫刺されですね!」
とはっきり答えられるようになりたいと思います!