今日の朝、すごいニュースが流れていました。
アトピー改善の化合物発見 京大などグループ
アトピー性皮膚炎モデルマウスにある化合物を内服させるとアトピー性皮膚炎が劇的に改善したそうです。
この報告で何よりすごい!と思ったのが対症療法でしか治療できなかったアトピー性皮膚炎を
内服治療で皮膚のバリア機能を回復させることで皮膚炎症状自体を起こさせないというところです。
薬として販売されるにはまだ10年はかかるようですが、ついにアトピー性皮膚炎に対して根本治療の光が見えて来た気がします。
実は京都大学の椛島准教授は5年ほど前まで産業医科大学皮膚科の准教授として数年間在籍していらっしゃいました。
私の研究指導も椛島先生に直接行っていただいておりました。
今考えるとなんともすごい方に直接ご指導していただいたんだな~と思います。
実験の基礎から考え方まで教えていただいて、色々な研究会に連れて行っていただいて・・・。
本当に今度のことは心の底から祝福させていただきます!
またアトピー性皮膚炎でお悩み患者さんにとって1日でも早い実用化をお祈りしています!