おはようございます!よしき皮膚科・形成外科、院長の吉木です。
それでは本日の診療所日記をお届けいたします。
口にコップを付けて中の空気を吸いだしていると・・・
小さい頃一度は皆さんもやったことあるのではないでしょうか?
コップを口に当てて中の空気を吸いだして顔に張り付けて遊ぶということ。

少々やる分には問題ないのですが、あまり強く吸い過ぎてしばらく放置していると、
陰圧になったコップ中で内出血が起きてしまってコップの形にキレイに青染みができてしまうことがあります!

(*診察中に「どうしたんですか!?」と言われないよう画像は加工して色を付けています(笑))
数年に1回くらい親御さんが「お子さんの口の周りにナゾの青染み」で受診されるのですが
その原因はコレが一番考えられます。
よく整骨院なんかである「タコの吸出し」をした後に内出血の跡が生じるのと同じ原理ですね。
皮膚科診察をしているとたまに「謎の色染み」を診察することがあるのですが、中にはこのように皮膚科医の中では原因がよく知られているものが他にもあります。
例えば「顔全体に赤い内出血が点々と出ていて目も充血している」という場合、
首から上の血管に強い血圧がかかったことが考えられるので、その場合は激しく咳き込んだり、嘔吐したことが考えられます。
成人の場合は「そういえば飲み過ぎてえらい吐いてました」というパターンや、
お子さんの場合ではたまに「長時間逆立ちをしていた」という場合もあります。
いずれにせよ皮膚における内出血(紫斑)なので1ヵ月もすればキレイに消えていくので安心してください。
湿疹、蕁麻疹などの皮疹以外にもこういった「病気ではない謎の皮疹」を診察して原因を予想・特定することも皮膚科をやるうえでの楽しみ、醍醐味だったりします!
それでは今日も健やかな肌で素敵な1日を過ごしていきましょう!