おはようございます!よしき皮膚科・形成外科、院長の吉木です。
それでは本日の診療所日記をお届けいたします。
学校のプール問題
先日屋外でのプール授業は皮膚の健康に対して問題であるということを書かさせていただきました。
そしてつい先日ある親御さんからとある学校のプール授業における衝撃の事実を聞きました。
なんとその学校では・・・
「日焼け止めを塗ってプールに入ってはいけない」
そうです。
…
……(#^ω^)ピキピキ
まさに全国の皮膚科医並びに皮膚科学会に対してにケンカ売ってるのか?としか思えないような内容。
おそらくはプールの水や循環装置が汚れるからなどの理由だと思うのですが、その学校はお子さんの肌の健康よりもプールの循環装置の方が大事だと判断したんでしょうね。
「紫外線は骨の成長にとって大切だから日光浴をしましょう!子供のうちにしっかり日に当たりましょう」という内容は全く過去のものであり、現在では医学的に見て完全に肌に障害を与えることにしかならないということが証明されています。
骨代謝に必要な紫外線量は普通の日常生活の中で暴露される量で十分です。
長年にわたる過度の紫外線暴露はシミ、シワなどの光老化並びに皮膚癌発生リスクを高めるだけです。
小さいうちから過度の紫外線暴露を避けるということは現代ではもはや常識なのに、学校側はいったい何を考えてこんなことを言い出したのか・・・。
どうやら文部科学省や医学会においてもプール授業において日焼け止めの使用は推奨されているというだけで、実際にはそれぞれ自治体の教育委員会や学校ごとにルールを設定するようになっているみたいです。
ホント、まさに上から丸投げ状態。
水が汚れるから、循環装置が傷むから日焼け止めを使ってはいけない。けどお子さんの肌を守るためには日焼け止めを使わないと肌の健康を害してしまう・・・。
この板挟みで悩んている良識ある教育者の皆さん、
もう屋外でのプール授業やめたらどうですか?
特に私みたいな水が怖い、泳げない人間からしたらプール授業って本当に苦痛でしかないんですよ。
なによりも医師として健康を害してまで行う授業ってなんの意味があるの?って思っています。
人間には現状維持バイアスという脳の機能が備わっているため変化を嫌がるのは本能的な行動とされていますが、
ボチボチ「それをなぜ続ける必要があるのか?」「それを続けることでどれだけお子さんが不利益を被ってきたのか?」ゼロベースから考えることで、この屋外でのプール授業について向き合う必要があるのではないでしょうか?
ということでプール授業がイヤでしょうがなかったカナヅチ代表の私の考えでした!
それでは今日も健やかな肌で素敵な1日を過ごしていきましょう!