指を挟んだり爪を引っ掛けたりして爪が浮いてしまう怪我をする事があります。
その際にもっとも重要な事は
爪を残しておくことです。
たとえ爪がはがれてしまった場合でもはがれた爪は必ず保存して、病院を受診する際にははがれた爪を持ってきてください。
(ただし数日~数週間経ってしまった場合には下記にある爪を戻す方法は実施できません)
爪は指先を守るプロテクターの役割をしています。
ケガなどではがれてしまった爪は新しい爪が生えてくるまで元の位置に戻してあげる必要があります。
そうする事で新しい爪を少しでも凹凸の無い綺麗な爪が生えるようになります。
爪を固定するための「シーラー法」という爪の縫合方法もあるくらいです。
また指を挟んだときに指先の末節骨という骨が骨折する場合もあるのですが
その時に爪は骨折を治すためのギプス・添え木としての役割も果たしてくれます。
決して剥がれ爪は捨てずに保存するようにしてください!
*2022年5月16日追記
こちらに記載してある内容は「ケガをしてごく初期の爪が抜けてしまった場合」のことについて書いています。
ケガをしても爪が一部でも引っ付いている状況でしたらそのまま様子を見ていくことになります。
数日~数週間経過してしまった状況で爪を抜いてしまったり、自然に爪がはがれた場合には行うことはできません。
混乱させるような内容であったことをご指摘いただきましたので修正、追記いたしました。