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本日でよしき皮膚科・形成外科は開院1周年を迎えました。

大学病院で培った技術・知識を地域医療へ還元することを目標として早1年。

「町のお医者さん」としてどうあるべきか、またどのような疾患についてどのようにして対処すべきかということを深く考えさせられる1年でした。

 

皮膚疾患は「虫刺され」など一時的に不快な症状が出て、適切に処置をすると速やかにおさまってしまうものもあれば

患者さんのお肌の性質そのものが原因となって慢性的に経過する疾患があり、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬はそのなかで特に有名なものです。

このように慢性的に経過する疾患については特に患者さんの生活の質(Quality of LIfe;QOL)を著しく下げてしまいます。

開院してから私が目標とし心がけてきたことは

1:疾患の発祥機序と原因をわかりやすく説明することを心がけ患者さんの皮膚がどのような状態になっているかを理解していただくこと

2:それにはどういった治療が必要であるかを説明し、外用剤や内服薬の必要性と適切な使用法をご指導すること

の二つです。

特に慢性皮膚疾患とうまく付き合っていくには「患者さん自身が病気の機序からしっかり理解することが必要である」と考えているからです。

私自身として、医療従事者は患者さんの病気を「治す」のではなく患者さんの体が「治っていく手助けをする」立場であるべきと常に思っています。

患者さんそれぞれが疾患に対して理解を深め、現在自分の体がどういう状況になっているのか?ということがわかればそれに見合った処置がご自宅できます。

小さいお子さんがアトピー性皮膚炎などの病気をお持ちであればご両親がお子さんの病気の状態を把握することで、ご自宅で適切な外用処置が可能です。

またお仕事をされている方や学生さんなど普段余り時間が取れない患者さんにとっては「通院」という行動も生活の質を下げる一因には間違いありません。

ですので長期間安定した皮膚の状態を維持し通院回数を減らすことにより、わずかではあるかもしれませんが「生活の質の向上につながる」と考えています。

 

これからも開院当初からの理念を維持して診療に当たってまいります。

またスタッフ一同、患者さんのご期待に沿えるよう今後も精進していきます。